インターネットを使ってオンライン申請もすることができます。
とはいっても実際にオンライン申請を利用するのは大半が司法書士だったと思います。
なぜかと言うと、オンライン申請のハードルが高かったからです。
仕事で日々登記申請をする司法書士ならともかく、
まだ登場したばかりなので、できる登記手続きは限定されていて、
登記名義人の表示変更の登記申請だけに利用できるそうです(執筆時時点)。
とはいっても実際にオンライン申請を利用するのは大半が司法書士だったと思います。
なぜかと言うと、オンライン申請のハードルが高かったからです。
申請用総合ソフトが…難しい
以前より「登記・供託オンライン申請システム」のホームページから、
専用のソフトウェア(「申請用総合ソフト」というもの)をインストールすれば、
誰でもオンライン登記申請ができるようになっていました。
しかし、このソフト…なんだかとっても難しそうに見えるのです。
専用のソフトウェア(「申請用総合ソフト」というもの)をインストールすれば、
誰でもオンライン登記申請ができるようになっていました。
しかし、このソフト…なんだかとっても難しそうに見えるのです。
私自身は業界向け民間ソフトしか利用していないので偏見かもしれませんが😅
ちなみに、司法書士でも業界向け民間ソフトではなく、この申請用総合ソフトを使っている方は結構いらっしゃるようです。
(どれだけ難しそうかはこちら(外部ページへ飛びます)からご判断を…)
仕事で日々登記申請をする司法書士ならともかく、
一生に数回あるかないかの登記のために市民の方が
わざわざこのソフトをインストールして、オンライン申請をするか
というと…なかなかないだろうなぁという状況でした。
かんたん登記申請の登場
そんな中、ついに申請用総合ソフトをインストールせずとも、
インターネット上で登記申請ができちゃう(画期的な?)サービスが登場しました。
その名も「かんたん登記申請」!
その名も「かんたん登記申請」!
まだ登場したばかりなので、できる登記手続きは限定されていて、
登記名義人の表示変更の登記申請だけに利用できるそうです(執筆時時点)。
インターネット上で完結できるなんて、もう誰も司法書士に頼んでくれなくなっちゃう…
という不安な気持ちも抱えながら、さっそく利用前の準備ページ(外部ページへ飛びます)を読んでみました。
利用前の説明が長いというのは置いておいて、前半に書いてある内容…
- マイナンバーカードを利用して電子署名を行う
- マイナンバーカードを読み取るための機器(ICカードリーダライタ)が必要
- 現時点では、本サービスにおいて、スマートフォンを使ったマイナンバーカードの読み取りはできません
スマホで電子署名できないのかぁ…
マイナポイントの影響でマイナンバーカードの普及率はかなり上がっていますが、ICカードリーダライタが普通に家にある方ってなかなかいないですよね。
ソフト面がよくなっても、ハード面の問題って大きいなと思います。
現時点では、まだまだ、ハードル高いと感じてしまいました😂
スマホとマイナンバーカードで登記できる日も近い??
とはいいつつも、日々デジタル化は進んでいますので、これらの問題もすぐ改善して、
スマホとマイナンバーカードさえあれば登記申請できちゃう時代もそう遠くない
…かもしれません。
そうなると、いよいよ誰も司法書士に頼んでくれなくなっちゃう時代が来るかも?😓
かんたん登記申請に挑戦してみたい方はこちら(外部ページへ飛びます)からどうぞ!
(本日の執筆担当:司法書士 西森 由紀)